たk1めーる
※2007年02月05日159号

私は我が家の何なのさ?

先週は生活のリズムを狂わされた一週間でした。
誰に狂わされたか?というとヒロコとYUKIにです。

ヒロコは外資系の小さな映像製作会社に勤めており…
152号では、アメリカのテレビ番組で日本のめずらしい自動販売機の撮影依頼があり、
それに私とYUKIが出るハメになったことは書きましたが
今度はハリウッド映画の東京ロケの模様を撮影するという依頼があったようです。

これには私もYUKIもお呼びはかかっていません(あたりまえですが)
東京ロケは銀座・渋谷・秋葉原そしてレインボーブリッジと一週間、
それもすべて深夜に行なわれるというのです。
まーヒロコも一人前?の大人ですし、そのような仕事なら仕事で
ホテルを取るなりタクシーで帰るなり考えているものと私は思っていました。

しかし初日は、明け方に銀座ロケが終わり”始発”で帰ってきました。
帰ってきました…と言っても帰って来たのは小田急線の向ヶ丘遊園の駅までで、
そこからバスはまだ始発前のため、私は電話で起されて暗い早朝、駅まで迎えに行かされました。
ちょうど一週間前の月曜日未明です。

月曜発行のこの【週間KEN】は月・水・金発行のブログもありますから
毎週月曜日は、午前2時頃に書き上げて就寝するのがパターンになっています。
それでも7時30分には起きるのですが…5時はちょっとです(^_^;)

でも、クルマのテレビから”朝ズバ”の”みのもんた”が映し出されると
「みのさんに負けす、がんばらなくちゃ」とヘンにはげまされてしまいます。

駅からタクシーで帰宅する手もあるのですが、
ヒロコが就寝のする時も、起床した時も、私は起きているものですから
私はズーっと寝ないでいると思っているのでしょうか(^_^;)

次の日、そろそろ寝ようと思った午前1時すぎです…
YUKIのケータイにヒロコからメールが入ったようで、YUKIは何だか返事を書いて送信しました。

私   「ヒロコがなんだって?」
YUKI 「撮影が早く終わったので、今から会社に一旦戻るって…」
私   「それで…」
YUKI 「KENが会社に迎いに行けばいいのねってメールしたところよ」
私   「…」

会社は都心にあるわけですから深夜とはいえ往復2時間近くは見なければなりません。
行くの私ですから、いちおう「どうする?」とぐらい聞いてくれてもいいようですが
黙ってスゴスゴ出かけました。
こうなってしまうと当然のことのように、次の日も同じパターンです(^_^;)

まだ問題があります。
そんなことがあっても私は遅くても8時前には起床します。
しかし、ヒロコはともかくYUKIまでもがナカナカ起きてこないのです。
けっきょく私は朝食は抜きで、みんなで昼ごはんを食べる事になるのです。
(休日もこのパターンで馴れていますが^_^;)
それに晩ご飯です。
ヒロコがいないとYUKIは食事を作る気力が無くなるようで
マルエツの半額弁当がメインになるのです。

そのヒロコも、やっと全てのスケジュールが終了し日曜日の夕刻に帰宅、
この日は深夜から16時間ほどのロケで、先ほどまで死んだように寝て
ひさびさに3人そろって夕食のお鍋を食べたのは午後11時です。
よーするに我が家はヒロコ中心に回っているのです。

ちなみにハリウッド映画の題名は「Jumper」
主演は「スターウォーズ」のヘイデン・クリステンセン
ハリウッドからは40名ほどのスタッフが来日
時空を超えてタイム・スリップするSFモノので公開は来年春とのこと
一作目が当たればシリーズ化も考えているようです。

ヒロコが現場で親しくなったスタッフの名前をネットで検索したら、
誰もがハリウッドの第一線で活躍するプロばかりで感激していました。
まーヒロコにとっては刺激的で充実した一週間だったようです(^_^)