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    私は数学が苦手です。それは角倉家に伝統的な傾向かもしれません。
 祖父は弁護士、
 父の兄弟や従兄弟を見回してもマスコミやディラーや旅行業など誰ひとりとして
 数学に強そうな人がいないのです。
 
 小学校の頃までは算数が特別に出来なかったという記憶は無いのですが
 中学の時に名古屋に転校したのがキッカケで?(^_^;)
 数学がサッパリ判らなくなって今日まできてしまったのです。
 でも日常生活や仕事で微分積分や三角関数など使うことはまずありませんから
 62歳の今日まで困ったと事は1度もありません。
 
 ただ細かい計算違いは日常茶飯事です。
 保険代理店として義務付けられている”帳簿”のようなモノはとても苦手で
 TN社のある支社長から「帳簿は人に任せて営業に専念して下さい」と言われたぐらいです。
 数字がグチャグチャとならんで、ただ計算を強要されると「ああイヤだ、どうでもいい!」
 という気持ちが先行し計算違いをしてしまうのです。(^_^;)
 その代わり大きな数字の把握はけっこう得意だと自分では思ってるのです。
 
 私が計算に弱い事を熟知しているTN社の事務担当の社員が算出してくれた数字を見て
 「その数字はちょっとおかしいのではないですか?」と私が指摘したことがあります。
 彼女は「何でアンタにそんなことを言われなくちゃいけないのよ!」と言いたそうな態度で
 計算をしなおしに行きましたが、戻ってきた時の表情はまったく違っていました。
 「角倉さんって意外に凄いのですね」って(^_^;)
 
 ま〜自慢話はここまでにして…
 その角倉家の伝統を引き継いでヒロコもあまり数学は得意ではないようです。
 ”ではないようです”…というのはヒロコの数学が得意か不得意かさえも私には興味がなく
 これまで知らなかったからです。
 
 ヒロコは専門分野(映像)を深めるため米国の大学院に行く計画を以前から持っていました。
 そのためには共通試験【GRE】で一定のレベルを取らなければならないのですが
 難関は”数学”のようです。
 現役の学生をトックノトウに卒業したYUKIに聞いても、また身近な専門の先生に聞いても
 どうもダメなようでアセリも出てきたようです。
 そんな時にヒロコは閃いたようです「そうだ!サカモッチに教えてもらおう!」と。
 
    サカモッチとはこの週間KENでもお馴染みのアカラックスの坂本さんのことでヒロコはいつもそう呼んでいるのです。
 なんせ東大の数学科を出て保険数理のアクチャリー界の重鎮でほんとうはスゴイ人なのです(^_^;)
 ま〜彼に聞けばなんだってオチャノコサイサイな事は私でも想像はつきますが
 そんな坂本さんを一方的につかまえて遠慮なくオフィスに押し掛けるところも
 我が家の伝統を引き継いでいるようです。
 
 私とYUKIは所用を済ませ支社のある丸の内から神田のアカラックスのオフィスに着いた時には
 いつもの丸いテーブルで勉強のさなかでした。
 ヒロコは坂本さんの簡潔でツボを押さた説明に「なるほど!」と満足な様子で
 いたく感動し、YUKIも大きくうなずいていましたが私にはさっぱり判りません(^_^;)  
    @ A B
 
 ひと段落して坂本さんが「じゃーメシを食いにいこう!」ということになり   
    @ A
 私にドコが良いと聞かれたので「あの肉団子の美味しい中華屋さんがいい」と
 リクエストして家族でご馳走になってほろ酔い気分で帰宅しました。 @ A B C D
 
 こんな図々しい我が家をいつも気持ちよく受け入れて頂ける
 坂本さんをはじめアカラックスの皆さまには足を向けて寝ることは出来ませんm(_ _)m
 
 P.S.
 理系がいないと言うのが角倉家の伝統と書いてしまいましたが…
 ヒロコも自分のブログに今回のことを書いていて
 そのコメント欄にヒロコのイトコの俊介(私の妹の長男)からメッセージが入ってきたのを
 ヒロコが読んでくれたのですが私はハッとしました。
 俊介は慶応理系卒で今はカリフォルニアの大学院で研究員をやっている
 バリバリの理系人間でありました。
 算数が弱いのは私の個人的問題かもしれません、多分(^_^;)
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